2016年2月9日火曜日

8.インドネシアの過ぎ去りしキッズシンガームーブメントを追え!

今日からタイトルが考えられるときにはタイトルをつけていきたいと思う。
枠組みから攻めよう。枠組みに対する微妙な感情についても後日書いてみたく思う。
試験的なタイトル使用である。
前書きばかりとくとくと述べるのもアレなので、本題にいく。

本日のタイトルは「インドネシアの過ぎ去りしキッズシンガームーブメントを追え!」というもの。簡単に検索にかけたところ、日本でこれについて言及したブログは見られないので、ブログとしては新規性の高い投稿となること請け合いである。

東南アジアはインドネシアにおいて、90年代には題してキッズシンガームーブメント的なものが流行ったっぽい。推察の域を出ないが、金持ちの親が自分のこどもをアイドルにしたかったみたいなことを思う。
それを改めて紹介してみたく思うのは、その異様さにある。
子ども向けのかわいらしいソングなのだが、その無垢であるがゆえの歌詞の意味不明さや溢れ出るサイケデリック感、はたまたうらやましいくらいのローファイ感、そのあたりが俺の感性を刺激したのである。まあ基本的におもしろいんだけど。
前書きばかりとくとくと述べるのもアレなので、実際の曲を聞いてみましょう。
今日は二曲紹介します。

1曲目:Tikus makan sabun


どうやらNONIという可愛らしい女の子が歌っているみたい。この動画はステレオで聞くと演奏が右、ヴォーカルが左という仕様になっている。歌詞の邦題は「ネズミが石けんを食う」、細かい歌詞までは分からないが、ネズミが自分の石けんを引っ張り、恐怖を覚えると同時にイライラがこみ上げてくるといった内容らしい。東宝が誇る特撮問題作「クレクレタコラ」を思わせるがごとくサイケデリックで奇怪なキャラクタを背に、ピュアなこどもが明らかにやらされている振り付けを踊るさまからは大人の存在を感じさせます。

2曲目:Berhitung


KIKIというキッズが歌う曲のようです。テレタビーズからのあからさまなから引用から始まる本曲、プロデューサーにはキッズシンガームーブメントを牽引したPAPA T BOBを迎えている。彼はこれらのプロデュース活動により億万長者にのぼりつめたらしい。
「これ1!、これ2!、これ3!、計算する!!」「これ本!、これ本!、これ本!、読む!!」といった歌詞はシンプルかつ大胆。単語の反復を用いることによってキャッチさが生み出され、同時に強烈な印象を我々に与えてくれる。歌い方も激情的で良い。格好はなぜかストリート系だ。
登場するKIKI以外のどの子どもも一体自分が何をしているのか分からない、といった表情をしていて、なんとなくピュアさの裏側のダークさみたいなものを深読みしてしまいますね。でもポップで楽しい。

いかがでしたでしょうか。まとめとしては、やはりなんというか大人の存在をすごい感じる結果となりました。でも当時の子どもたちには結構人気があったようです。こういう単純な歌からことばとかそういうの学ぶことも良い気がするな。ポップでキャッチだから。
しかしながら、この気の抜けた感じは狙って出したのだろうか。インドネシアの陽気な人びとの良い意味での適当さが出ただけなのか。やはりなんとも心惹かれる何かがあることよ。

日本のこういう事情についても是非追ってみたい、いつか。
ここまで読んでくれた人には感謝!

0 件のコメント:

コメントを投稿